Tsukurikake Wiki
Tower

ローカ・ラウキカ(Roka-Laukika)
塔と原色と働く者の世界
ゴシップや集団意識などに関する風刺が多い
「塔」を中心になって回しているのはムシ族で、管理しているのはアラストール(Alastor)などの原種虫族。ムジナ人形族にとっては働きに行く場所である。

主な住民:キロムシ(Chiromushi)XXXムジナ(Mujina)ダウト(Doubt(rat))ヨセッド(Yoced(Mujina))メネッド(Maned)アラストール(Alastor)ゼウス(Zeus)アキミヤ(Akimiya)など


【暫定的記述】 強い原色の日差しと、真っ青な原色の空(恐らくアローカと繋がっている)、そしてその中心にそびえ立つ「塔」の世界

一言で言えば「現実世界」およびその「社会」そのものである。情け容赦ない無慈悲で辛辣な世界。夢を持っているだけでは生き残れない。
中心にある塔は縦社会や競争原理そのものを示し、「意味」=「強さ」を持たないものはそこから振り落とされる、あるいは閉じ込められる。
力、運、金などの、「プラス」になるものを持つ者はより良きを得て、持たない者は消滅していく。
そのような生き延びるための能力を欠いている者には塔の管理者でありラウキカの権威であるゼウス(ゼス)から刺すような言葉が送られる。
ゼウスは皆に等しくそれを言う。時に大きな反感も買うが、ゼウスは事実に基づいて言うためにそれ以外のことを言うことが出来ない。
憎まれ役であり敵役である支配人ゼウスはこのような構造の世界がいずれ崩れてしまうこと、そして自分もいつか倒されることを願っている。
しかしここで主に住まうムジナもダウト達も、自分たちが生きていくための仕組み(ムジナにとっては仕事をすること、ダウトにとっては悪者探し)さえあればそれでいいという状態であるため、一向にこの構造から抜け出せる兆しが無い。
ラウキカで働くムジナたちは、自分達の個(個人、個性、アイデンティティ)を内に隠して生きている。
個も恐らく、それがラウキカにとってプラスになるのならば発揮出来る。塔の上部にはそのような個人が大きな力を発揮していることもある。

アローカ、ラウキカも共に本来は浄化の効果を持つが、現在は恐らくバグにより猛毒を発する事態になっている。
特に、現実社会において居場所や生きる力を持つことが出来ない者にほどそれはより強い毒となる。


フロー:
「好きなことを好きなようにやること」
ラウキカにおけるこれは、それによって他人の利益になるかどうかが重要となるため、結果的には多数派の望むことに限られる。
それに縛られない「個の自由」とは、金や力というより、能力を発揮できているか、それによって精神がプラスを発しているかに関わる。
重力に縛られない事、飛ぶことや泳ぐことに近い感覚※で、それはラウキカには無い。

※…本来はこれらも空力や重力、水などが必要なため、完全に何も無いというわけではない