
ムジナのヨセッド(Yoced(Mujina))
色:黒 赤
ロール:「悪いオオカミ」 望まずして成った悪者
形態:黒い狼
属性:必要悪 悪者 おとり
性別:
性格:普通のムジナ達の中で全身真っ黒な毛になってしまい、つまはじきにされた者。何か事件があるとヨセッドが悪い事になり、いつもこそこそ逃げ回っており、やがて本人も自分が悪いと思うようになるため、最終的に自ら「悪いオオカミ」に転じる。
「悪いオオカミ」に転じた後のヨセッドの言動は常に悪意に満ちており、非常に攻撃的。誰かに優しくされても信じようとせず、嫌な事があると「自分が黒いのが悪い」または「黒い自分に石を投げる周囲が悪い」など、「○○が悪い」としか思わないため、必要悪のような側面もある。
見た目は黒い狼だが、常に「窮鼠猫を噛む」ような状態にある。ヨセッドが周囲に攻撃を行う時は「自分は弱いから何をしても許される」という哺乳類の理不尽な性質による原理を持つ。追われる悪役のような存在だが、ヨセッド自身は悪役になることを望んだわけではない。しかし自らの行動を省みる事ができないため、悪意に支配されることによって悪に転じる。
その他:
「Yoced(ヨセッド)」は「Decoy(デコイ)」とアナグラムでもあり、「Decoy(デコイ)」とは「おとり」を意味する。みんなの疑いを晴らすためのおとりである。
「Decoy(デコイ)」には悪者のオオカミと生贄の羊を足したような性質があり、スケープゴートのような存在。
ヨセッドのような性質は通常のムジナ同士の間にも多少存在するが、「世界から自分ひとりだけ黒く見られてる」という自分で判断できないくらいの思い込みが恒常的になり、本当に真っ黒になったのが「ヨセッド」。