ヤク(Yaku)
色:赤 灰 黒
ロール:ヤクマ(Yakuma)の双子の妹。人になりたい子供。従順で愚かなな「閉じ込められた存在」。
形態:三つの穴があいたお面をかぶった赤いフードの女の子。コートの裾にフェイクのしっぽがついている。お面を外す事はほとんどないが、その下はモザイクでバラバラにされており、見るものに不快感を催すという。
属性:核 子供 束縛 受動 影 スケープゴート 退廃美
性別:本人の望む姿は人間の女の子
性格:色盲で、外界と遮断されたところにいる。受動的で、依存的。他人に対して受容的でもある。すべての人々の平和を望んでいる。人と同じ存在でありたい。自分が一番劣っていると思っており、仲間はずれにされることを恐れているが、それ以上に周囲の人が仲たがいする事を極端に嫌う。ショックを受けたとき、自分が悪いせいだと思い込み、自ら悪を吸収する器になる癖がある。変わらない日常を好み、環境や人的変化を望まない。変化があったならいつまでも過去を回想する。ヤクマ(Yakuma)と共に本や幻灯機の世界で遊ぶ事が趣味。郷愁を愛しているが、退廃美をも好み、虚無的で破滅的な一人遊びに耽る事がある。動物が好き。赤い色が好きでなくてはならないと思っている。
その他:アネルジア(Anergia)の煙によって隔離されている。ヤクマ(Yakuma)にとって双子の妹にあたる。兄は外から面白いものを持ってきてくれるが、すぐにどこかに居なくなる。アネルジアからは義理の子供に当たり、恐ろしい母ながらも唯一自分の傍にいてくれる存在として慕っている。保護者兼オモチャであるキロ(Chiro)やその他のキャラクターの不幸を自分に重ねて楽しむことがある。